東ティモール寸景

 

2010年9月

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 昨年に引き続き、世界各国約330名の選手が参加して9月13日から5日間の日程で「ツール・ド・ティモール」が開催されました。
レースは標高1,900メートルの山岳地帯を含む全長約420Kmのコースをマウンテンバイクで走ります。優勝賞金はなんと、15,000米ドル。
上の写真は日本大使館前を走り抜けた第1走者と第2走者のデッドヒート。この後、2、3分後に第3走者から第5走者が走り抜けて行きました。普段、ディリ市内を走る車(時速20Km~40Km)より早いスピードで走り抜けて行きました。写真もギリギリ撮れたといった感じです。この後、道路を迂回し、3Km程先の、大統領府で感動のゴール!
下の写真はディリ市内のあちこちに見られた大きな看板の絵です。(絵には「平和都市ディリ」と書かれた文字も見えます)東ティモールでは有名な「ARTE MORIS(アルテ・モリス、意味は「Lively Art」)」という芸術グループが描いていますが、「ツール・ド・ティモール」を盛り上げるため、様々な種類の絵で楽しませてくれました。
同レースには当地国連に勤務する「鉄人・伊東孝一さん」が唯一の日本人選手として2年連続で挑戦、悪路、坂道、幾多の転倒にもかかわらず本年も見事に完走されました。(伊東さんの体験手記
伊東さん、多くの選手の皆さん、そして裏方でレースを支えてこられた沢山の皆さん、お疲れ様でした。

Tour de Timorホームページ

letter from Timo-Leste

 前回のコインに続き、今回は切手の一例を紹介します。

 上段は、東ティモール国旗を持つ若者、ニコラウ・ロバト大統領(故人)・首都ディリの国際空港は同大統領の名前がつけられています、真赤に熟したカフェ・ティモールの豆。

 下の段は、ヤシの葉で作られるお祝いや歓迎のときの飾り、東ティモールの先祖といわれるワニのモチーフ、自らの雄姿が描かれた10セントコインの前での闘鶏のチャンピオン(?)

 東ティモールから日本へ手紙を出す場合、ポストはありませんので、郵便局に出向くことが必要です。絵はがきを含めて手紙の基本料金は通常75セント。届くまでには、航空便でも少し沢山の日数を要します。

 日本からの手紙も「もう到着したはず」と思われるかなりそれ以上に日数をを要しています。配達制度はありませんので、郵便局の私書箱(P.O.Box)へ取りに行きます。したがって、宛先には必ず私書箱の番号を書いて下さい。ちなみに日本大使館は「P.O.Box175」です。

  

(c) Embassy of Japan in Timor-Leste  Avenida de Portugal, Pantai Kelapa, Dili, Timor-Leste (P.O. Box 175) Tel: +670-3323131 Fax: +670-3323130