ワクワク東ティモール

 

2011年

2010年へ

 

 

9月

 ドラム缶を切って作った水槽でしょうか?

 バケツですくってポリタンクに移します。

 その行き先は愛車の給油口。

 なぜか車を揺すって満タンにします。

 さあ、準備は出来ました。

 東ティモール発見の旅を続けましょう。

 

 ここはマウベシ、フレイシヤ。

 大パノラマが楽しめます。

 山頂の一軒家には親子3人。

 真っ青な東ティモールの空の色をした高山植物(?)も出迎えてくれます。

 

7月

 生きている化石,オウム貝。

 普段は水深およそ100mから600mのところに潜んでいるようで,なかなか生きているオウム貝を見ることはできませんが,ここ東ティモールの海岸を歩いていると,時々,オウム貝の殻に出会えることがあります。

  東ティモールの東側,ラウテム県では,海辺に住む人々にとって,オウム貝(その地方ではイリリと呼ぶようです)は魔除け,お守りといった意味を持っているようで,伝統家屋の屋根にもオウム貝が飾られ,家を守ってくれています。

 また,流通量は少ないですが,東ティモールの1センターボス硬貨にもオウム貝がモチーフとして描かれています。

 是非,皆さんもオウム貝を探してみて下さい。

 

 ディリから車で約3時間、東ティモール第2の都市・バウカウ。

 ここから山に向かって、棚田を眺めながら、幹線道路を約30分。更に、車が通るのもやっとの山道を30分程入っていくと、ワイカナという村にたどり着きます。

 このワイカナには、なんと、温泉が湧いており、水着を着た村人が、露天風呂を堪能しています。露天風呂は、15メートル程度の長さの湯舟。そこに、自然湧出の源泉が、まるで小さな滝のように、どばどばと激しく流れ込みます。湯からは、硫黄臭ともわら臭とも感じられる香りがうっすら漂っています。味覚的には特段の特徴はありませんが、柔らかく、そして極めて透明度の高い湯が湯舟に満ちています。湯の温度は、場所にもよりますが、熱いところでもおそらく38度くらいでしょうか。熱帯の空気の中で入るには、いつまでも入っていられそうなちょうどいい感じのぬる湯です。

 村人の皆さんは、風呂として入るだけでなく、湯を汲んで生活水としても使っているようです。一見、野湯のようですが、ちゃんと村人の手が入って大事にされているところもポイント。

 ちなみに、地元の皆さんにとってこの湯舟は格好の洗濯場にもなっていることを予めご承知おき下さい。

 

6月

 首都ディリから「対岸の楽園」アタウロ島に行ってきました!

 ディリの船着場から10人がやっとの小さな船で約1時間半、高波に揺られてなんとかたどり着きました。1名、揺れに我慢できず海を汚すことに。(笑)

 島内の主要移動手段「トゥクトゥク」(どこかで聞いた名前‥)に乗ってレッツゴー!オートバイ1台の馬力でスシ詰め状態の8人を引っ張ります。
 数分後、途中でパンクして歩くハメに。先が見えないのがなんとも南国っぽい??

 島内には手芸品を作る工房があり、ミシンの心地よい音が響き渡ります。

 名物商品は「カワイイ!」と評判(?)のアタウロちゃん人形です。

 

5月

霊峰ラメラウ山(2,960m)への道(2)  

 午前4時、ナイトハイクを開始する。登山口付近は階段があり整備されている。雨が降ったり止んだりで快適とはいえない登山。

 
 休憩をしながら2時間ほどで山頂付近の山小屋に到着する。強風も出てきて急に寒くなってきた。とても東ティモールとは思えない程の寒さ。外が明るくなるまで小屋にて暖をとることに。
 
 
 午前7時半頃、小屋を出て山頂を目指す。霧や雨で視界は真っ白。残念ながら山頂からの視界もゼロであった。下の写真は山頂マリア像前の階段。

 下山途中、晴れてきたので写真をパチリ。美しいトレイル。

 
 無事全員が登山を終え、興奮の初登山は終了した。帰路の途中、1号車のタイヤがパンクし、一時停車。おかげで右のような良い画が撮れました!!!

【注意点】

1.ラメラウ山は、東ティモールの皆さんにとって聖なる信仰の山です。

2.ラメラウ山周辺には医療施設は無く、緊急搬送制度も未整備ですので、登山時の体調管理については各自で万全を期して下さい。

3.当地で登山を行う場合、安全上、往復のドライバー付四駆レンタカーのチャーターは必須だと考えられます。

 

(おしまい)

 

4月

霊峰ラメラウ山(2,960m)への道(1)  

 小学生を含む我々20名弱は午前9時に集合し、当地ツアー会社からチャーターした四輪駆動車4台に分乗。首都ディリを出発した。

 
 比較的舗装された道路をゴキゲンな音楽を流しながら2時間ほど走り、途中の街「Aileu」のレストランにてコーヒーブレイク。
 
 レストラン近くの金網に囲まれた池にワニがいました。伊豆の「ワニ園」以来のワニ。コーヒーを味わい、Aileuを後にする。
 
 道中、左の写真のような美しい田園風景を眺めることができる。日本を少し思い出す風景だ。2時間ほど走り、次の街「Maubisse」に到着。ここで昼食をとる。

  左の写真はMaubisseの中心地?にある広場。

 
 満腹になった我々は、今夜の宿泊先である、ラメラウ山登山口のある「Hato Builico」へさらに車を走らせ、午後4時頃宿舎に到着する。Maubisse~Hato Builico間の道は悪路で、乗っているだけで疲れてしまった。

 宿舎から下を見下ろす。民家が点在し、学校もある。 (左の写真)

 
 カレーを作り、トランプで遊んだあと午後9時頃就寝‥が、眠れない。ここの電気はスイッチがないのでつけっぱなし。通電している間は消せないのだ。電球を外そうかと思ったが手が届かない‥。寝不足のまま午前3時に起床し、車で20分ほどの登山口へ向かう。

 

(次回へつづく)

 

3月

クリスト・レイへの道(2)

 

 トイレを過ぎ、しばらく進むと広場に着きました。

 巨大な十字架、祭壇があり、上にはクリスト・レイが見えます。祭壇右の階段をさらに進みます。

 途中の景色です。先ほどまでいた広場と駐車場が見られます。

 奥の山々を見るとウズウズしますね!

 ついに頂上へ!

 両手を広げて迎え入れてくれます。ありがとう。

 駐車場反対側の海岸です。
  この後、天気は一変し大雨となりましたとさ。

 

(おしまい)

 

2月

クリスト・レイへの道(1)

 道路に波がかかるくねくね道を越え、ディリを代表する観光名所「クリスト・レイ(ポルトガル語で「King Christ」の意)」にやってきました。

 駐車場はとても広く、整備も行き届いています。

 登山道(?)入口を過ぎると、左手に小屋が立ち並んでいます。

 日本の東屋そっくりの小屋です。中で休んでいる人もいました。

 平坦な道を少し歩くと、終わりが見えない階段が現れます。

 そう、まさに人生のような階段‥

 途中には小ぎれいなトイレ~。右の階段をさらに進みます。

(次回へつづく)

 

1月

 戦時中、日本軍が作った防空壕。入口は7つ。地元では、GOA HITU(7つの穴)と呼ばれています。
 今ではブタやイヌのいい寝床となっており、いきなり飛び出してくるため、ビックリしますが、防空壕の中はとても広く、大人が立って歩ける高さです。ひんやりとしていました。閉じられているものもありますが、東ティモールには、様々な場所に残っています。
 この防空壕はバウカウからビケケに向かう道路のすぐ脇に並んでいます。地方の道路を走る際に少し注意して見ると、様々な発見があります。

一番高い場所から見る

東ティモール

登山途中
雲と共に登山
頂上近くの広場

 2011年、明けましておめでとうございます。
 今年の日の出は、東ティモールで一番高い場所、ラメラウ山の山頂からです。
 雲の海の中から顔を出す太陽。
 常夏の東ティモールでも標高2,963メートルの朝はとても寒い。
 寒くて、真っ暗な闇の中から顔を出す太陽はとても神秘的です。
 右の写真は登山途中の写真です。ウカウカしていると雲に追いつかれてしまいます。
 ラメラウ山麗には天然のコーヒー街道もあります。

 終始、東ティモールとは思えない寒さ。当地にいらっしゃる際は、是非、冬服を持って、ラメラウ登山に挑戦してみてください。

 アイナロ県マロボにある秘境温泉。
 首都ディリから車で南西へ6時間から8時間。さらに歩いて山道を下り40分。
 ポルトガル統治時代はリゾート地として栄えていたそうです。
 現在は建物の名残のみで、地元の人しか使用しない秘湯。
 温泉は40度程度の源泉かけ流し。良い湯加減です。
 ポルトガル時代に作られた巨大湯船の底には、天然の泥が沈殿。無料で泥パックし放題です。
 周りには山から流れてくる温泉が川を成し、硫黄の香りを漂わせています。大自然を流れる温泉の滝。ここでの打たせ湯はマロボ温泉ならではです。

 ただし、詳細な効能は前回ご紹介した温泉()共々不明ですが、大自然の露天風呂はお肌が癒され、心もすっきり洗われること間違いなしです。

 

 

(c) Embassy of Japan in Timor-Leste  Avenida de Portugal, Pantai Kelapa, Dili, Timor-Leste (P.O. Box 175) Tel: +670-3323131 Fax: +670-3323130