東日本大震災

 

 

 2011年3月11日14時46分ごろ発生したわが国史上最大の大地震、それに伴う大津波の襲来によって、 大変多くの方々が尊い命を失われ、沢山のみなさんが行方不明になりました。

 その威力、被災地の惨状は、言葉を失います。

 こうした中、同年3月12日、外遊先から帰国したグスマン首相は直ちに臨時閣議を招集し、東ティモール政府と国民を代表して日本のみなさんに対する弔意を表明し、大切な友人である日本のためにできる限りの支援をする用意がある旨表明されました。 東ティモールの人々の心の温かさに強く心を打たれました。

 私たち日本国民は一人ひとり心を一つに団結し、助け合い、必ずやこの大惨禍を克服して行くことを確信します。


在東ティモール日本国大使館

 

 

 

東ティモール政府からの追加義捐金(50万ドル)の表明

 

 東ティモール政府からは、東日本大震災に関し、既に50万ドルの義捐金をいただきました。また、これに加えて、当初検討されていた支援チームの派遣に代わり追加の50万ドルが寄付されました。これで東ティモール政府から今回の震災に対する支援は合計100万ドルとなります。東ティモールの皆さんの温かな心遣いに感謝いたします。

東ティモールの皆さんからの真心と友情

「ディリ市内に掲げられている大きな看板」

 

 東ティモールの皆さま、オーストラリア・カナダ・ドイツ・インドネシア等の皆さま、
韓国コミュニティーの皆さま、在留邦人の皆さま等、
大変多くの方々から温かい義捐金が寄せられています。
皆さまの温かいご支援に感謝いたします。

 

 

東ティモールの皆さんへ感謝を込めて

日本大使館前と市内の橋に掲げられた支援に対する感謝のバナー                              大使車の窓にも               

 

 

 

 

「大使館に記帳に来て下さった方々」(一部)

ホルタ大統領 ラサマ国会議長 グスマン首相
グテレス国会副議長 グテレス副首相 ピレス財務大臣 ライ・インフラ大臣
アナペソア検事総長 カルロス外務副大臣 ハンジャム財務副大臣 テメ・オエクシ県担当国務長官
カイロ公共事業担当国務長官 (公共事業担当国務長官オフィスより) ティルマンC議会委員長 ニラウラ赤十字災害支援チーム長
 
アローラ財団の皆さん (アローラ財団より) (アローラ財団より)  

 

 

「東ティモール大学生青年連帯委員会による募金活動」

 東ティモール大学生青年連帯委員会(KSNUTL)は、国立東ティモール大学のキャンパスで日本の地震と津波被災者へ募金活動を始めています。

 KSNUTLによると、この募金活動は27日まで継続されるということです。

 この学生グループは60名のメンバーで4グループに分かれディリ市内で募金活動をしています。

 東ティモールの学生さんの皆さんの努力に感謝します!日本は東ティモール国民の温かい声援に元気づけられています。

 

「サン・ペドロ中学校生徒たちから義捐金」

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 生徒の皆さんの温かい心・メッセージは、北原大使を通じて日本の皆さんに届けられます。  あなた方は一人ではありません。あなた方はいつも私たちの心の中にいます。

 

 4月21日、ディリ市内にありますサン・ペドロ中学校(生徒数830人)の先生と生徒代表4名が、東日本大震災の温かい義捐金と励ましのメッセージを大使館に届けに来てくれました。

 日本の大きな地震・津波による大変な被害の様子を知って、少しでも自分たちと同じ世代を含め日本の人たちを助けることができればと、生徒たちが自主的に学校内で募金活動を始めました。募金箱に5センタボ、10センタボと自分たちのお小遣いを入れ、3週間でたまった義捐金は312ドルになりました。この義捐金は、当地の一般的な労働者の2~3か月分の給与にあたります。大きな、温かい心を届けていただきました。

 

ここにも東ティモールと日本が
(当国でコーヒー生産の支援活動を行っている日本のNGOのコーヒーパックと同封されているカード)

 

6月1日、ビケケ県にて行われた「世界子どもの日」イベントの様子

 

なでしこジャパン 世界一!!

~ 2011.7.18 日本の元気な日の出です ~

グスマン東ティモール首相からお祝いのメッセージが届いています:
  「なでしこジャパンの皆さん、日本の皆さん、ワールドチャンピオンおめでとうございます。アジアの誇りです。私たち東ティモール国民は、日本の皆さん同様とても幸せです。大震災から立ち上がる新しい日本の日の出です。」

 

 

 

 

 9月11日、東日本大震災から半年を迎えました。

 犠牲になられた皆様、行方不明の皆様のお写真や残されたご家族の皆様のお姿そして思いが遥か東ティモールの地にも伝えられています。

 あの日から、これ以上頑張れないほどに毎日頑張り続けていらっしゃる皆様。

 申し上げるべき言葉も見い出し得ません。

 ただただ皆様には、どうぞお体にはくれぐれもお気をつけいただきますよう、心よりお祈り申し上げます。

2011年9月11日

在東ティモール日本国大使館館員一同

 

(c) Embassy of Japan in Timor-Leste  Avenida de Portugal, Pantai Kelapa, Dili, Timor-Leste (P.O. Box 175) Tel: +670-3323131 Fax: +670-3323130