天皇陛下の76歳のお誕生日及び御在位20周年を記念するレセプションを、新しくできた大使公邸で皆様と共に祝うことができ感謝申し上げます。天皇陛下は12月23日に76歳になられます。天皇陛下はお元気であられ、今年の4月にはご成婚50周年をお祝いされました。陛下は国際親善にご尽力されています。先日の東ティモールの独立宣言日には、陛下からラモス・ホルタ大統領にお祝いのメッセージが送られています。
東ティモールにとって今年は、独立を決めた住民投票から10年の記念すべき年であり、先達、リーダーそして国民の努力により、今日の平和と安定がもたらされたことに対し喜びを分かちあい、敬意を表したいと思います。
現在、東ティモールは「Good-by Conflict, Welcome Development」をモットーに国づくりに努力していますが、日本はこれからも東ティモールのオーナーシップを前提に、相互に敬意を払いつつ全力で支援をつづけていきます。
私が着任してから1年が過ぎました。全国13の県全てを訪問し、平和を実感しました。そして多くの人々に会い、KAER LIMAN(手を携える) LAO'HAMUTUK(共に歩む)という言葉を知りました。また、INA LOU, O DOBEN とO RAI TIMOR という歌を知りました。何よりも東ティモールを好きである自分を幸せに思っています。東ティモールには、自分を含めJICA、NGO、宗教、民間、国連、館員等約100人の在留邦人がいますが、皆、東ティモールのファンです。
若者、子ども達はとりわけこの国の未来を担うかけがいのない財産であり、若者、子ども達が FORTE, NASUN MOS FORTE! (若者、子ども達が健全であれば、国家も強固)となります。他のドナー国と同様、今後ともティモール当局と一緒になって若者、子ども達の育成に努めていきます。
本日、東ティモールの木の象徴とも言うべき白檀を大統領と高校生に記念に植えていただきました。東ティモールが白檀をはじめ多くの木々を植え、子ども達に森を残すため努力していることを承知しています。東ティモールが将来手モールの人々の笑顔と共に多くの緑に包まれる豊かな国になることを、東ティモールのファンの一人として心から祈念しています。
「共に手を携え」、「共に働き」、「共に歩んでいきましょう」
ITA BELE, TAMBA ITA BELE DUNI!! (皆さんには出来ます。何故なら皆さんには出来るからです。)
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