庭で干していました |
香りをお届け出来ないのが、まことに残念! |
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まぼろしのコーヒー
東ティモールにラクという名の動物がいる。 彼は無類のコーヒー好きで、そのうえグルメである。 完熟したコーヒーの実しか食さない。 絶妙に熟したコーヒーの実は彼の体の中で発酵が進み消化されない種だけが体の外に出される。早い話が排泄物である。が、ただの排泄物ではない。 この種はコピラクと呼ばれる幻のコーヒーなのである。 通常グリーンビーンの時期のコーヒー豆は生っぽいあまり良い香りのするものではない。しかし、コピラクは違う。 グリーンビーンの時から爽やかな香りを持つ。青い畳表のような芳香である。 今年は雨が多く、コーヒー農家は収穫が遅れた。ラクにとっては飽食三昧の幸せな年となった。 さて、その味は・・・ |
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