東ティモール寸景

 

2009年8月

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最近首都ディリの街が少しずつ綺麗になっています。それは毎朝ディリの中心街でブルーのユニフォームに身を包んだ人たちが街を綺麗に掃除してくれています。さらに金曜日の午前中には全国で働く国や県などの公務員が総出で自分たちの町を掃除します。前々回に紹介したココナッツも綺麗に片付いていました。日本でもそうですが、街が綺麗だとそこに住む人たちにも清潔な印象をもてますね。

今年初めに新しくなったローカル市場。

トマトやたまねぎ、スイカ、マンゴー、パパイヤ、アボガド、パッションフルーツ、色とりどりのバナナとたくさんの野菜や果物が売られています。しかし鮮度の確認は必要です。建物の色と野菜や果物の色がとても綺麗ですね。

小学校低学年くらいでしょうか。スーパーマーケットの前でプルサを売る少年がいました。プルサを買ったところ、ニッコリ飛切りの笑顔をくれました。
※プルサ:携帯電話のプリペイドカードのようなもの。カードを購入し、記載されている番号をダイヤルすると購入分の通話料が加算される。

この国は道路の真ん中にも木が育つんです。いえいえ、違います。当初この木の生命力は凄いなと思いましたが、徐々に枯れていく様子を見るにつけ、木が生えてるポイントに穴が開いていることに気づきました。雨等の影響だと思いますが東ティモールの道路はよく穴が開きます。その際、運転手等が気づきやすいように石を重ねて置いたり、木の棒を挿したりして、目印をつけています。しかし、今回の様に生い茂った木を挿しているのは初めて見ました。

  

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