東ティモール寸景

 

2009年6月

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首都ディリの中心地に存在していた国内避難民キャンプ地は、日本の子供の日にあたる5月5日、新たに公園として生まれかわりました。先日まで過去の紛争の傷跡の象徴だったこの場所は現在子供という未来からの使者達であふれています。毎日お母さんやお父さんと一緒に完成したての遊具で力いっぱい遊んでいます。子供達の歓声が聞こえてきませんか?

そんな中、5月20日には独立記念日を迎え政府庁舎前で盛大な記念祝典が行われました。つめかけた大勢の国民の前で大人にまじって子供達も元気いっぱいにパレードに参加していました。ラモス・ホルタ大統領は国民に「Good bye conflict,Welcome development」を合い言葉にみんなで団結して頑張ろう!と呼びかけました。

今朝釣れた魚を売る少年。カメラを向けるとニッコリ。魚以外にマンゴーやパイナップル、ハチミツなども路上で竿につるして売られています。

様々なカラフルな色で楽しませてくれるタクシー。メーターのついている車輌はなく乗車前に交渉が必要です。途中運転手の私用で急に停車し、待たされることもあります。今後、新たに登録される車輌は全て黄色に統一されるそうです。

  

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