「東ティモールでは46%が栄養失調」
(Malnutrisaun iha TL 46%. Jornal do Diario Nacional, 2010/3/11)
栄養失調状態の住民が46%にものぼる東ティモールの状態を改善するために、保健省事務局長のAgapito da Silva氏は栄養改善プログラムについてHIAM healthの代表Rosaria Martins da Cruz氏と協力して行うことになり、このたび調印式が行われた。
Rosaria氏によると、このプログラムは保健省の要請によって行われ、2010年3月から2012年まで行う予定になっている。また評価の結果によっては期間が変更されることもあるとのことである。
「このプログラムはディリ県とアイレウ県で行われるもので、このたび保健省とわれわれHIAM healthとの間で調印が行われた。HIAM healthは地方で保健活動を行っており、特に教育や母子保健の改善に力をいれている。」と同氏は言う。
一方Agapito氏によると、政府保健省だけでは地方での保健活動が十分に行えないため、このたびHIAM healthに協力をお願いしたと述べた。「HIAM healthは特に地方で栄養指導などを通じて、東ティモール国民の栄養状態の改善に貢献してくれるだろう。ディリ県とアイレウ県での統合保健プログラムSISCAにも参加してもらうことになる。」とのことである。
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