「アメリカ海軍の医師がマリアナ病院を視察」
(Mediku Forsa Navel Amerikano vizita HR Maliana. 2010/03/03)
マリアナ:アメリカ海軍所属の専門医8人がマリアナ病院および周辺地域を視察した。この訪問の目的は、マリアナ病院にある患者診察のための機材や病院の状況を直接調査することである。
彼らの計画によると、今年8月に30人の米国海軍医師団がマリアナに入り、これまで治療ができなかった患者の診察にあたることになっている。これはマリアナ病院院長のVitorino Bere Talo医師が発表したことである。
同医師によると、8人の米国海軍所属の医師とオーストラリア軍医師が同行し、マリアナ病院を訪問した。8月からの診療開始にあたり、病院の現状を調べるためである。しかし、米国海軍医師はまだこの計画を決定したわけではない。マリアナ病院にはすべての疾患に対応するための十分な機材や設備はまだ整っていないからである。
「彼らは直接病院の病室や設備を視察し、どのような状態かを把握するために訪問した。」と同氏は言う。この結果に基づき、必要な機材の調達などを行う予定である。特に、病院に紹介されてくる手術が必要な患者に対応するための機材がそろっているかを調べている、とVitorino医師は言う。
同医師は、視察に訪れた医師たちに直接病室や設備をみせた。設備については、特に検査機材が十分に備えられていないことがわかった。調査に訪れた医師たちは、病院の視察のあと、ボボナロ県庁職員のDomingos Martins氏とともにマリアナ市内のマーケットを視察した。学校の改修工事や衛生環境の改善なども必要であることがわかった。
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