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医務官からのお知らせ

東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「1月から2月エルメラ県ではデング熱の発生なし」

(Janeiru-Febreiru, Ermera laiha moras dengue. Suara Timor Lorosae, 2010/02/19)

 

 グレノ:エルメラ県グレノ保健センターのデータによると、1月から2月の期間に、同センターを受診したデング熱患者はいなかった。多くは上気道炎、マラリア、下痢症、皮膚炎、咳などであった。これは同センター長のJose de Carvallho氏が2月12日に述べたことによる。
 デング熱の発生はないが、Jose氏は住民全員がおのおのの自宅を掃除することを推奨している。家の中を掃除し、ドブや側溝をきれいにし、また決められた場所にゴミを捨てること、水タンクも掃除することが大切である。病気になった場合、家で休むのではなく近くの保健センターをすぐに受診することも必要である。保健センターは24時間いつでも患者に対応している。
 Tania Antigu医師はエルメラ県グレノ保健センターに勤務するキューバ人医師であるが、同氏がグレノに着任してからはまだデング熱の患者を診ていないという。デング熱の症状は発熱のほかに鼻からの出血、全身の浮腫などである(原文のまま)。
 グレノ保健センター薬局のAlbanu Madeira氏によると、同保健センターには治療用の薬剤は十分に備えてあるとのことである。時には薬剤不足に陥ることもあるが、そのような場合はSAMESに申請し薬剤を補給する。 

 「私たちはSAMESが私たちの申請について対応してくれることを信頼している。薬剤はすぐに到着し、患者を待たせることはないだろう。」と同氏は言う。

 

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