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東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「バレンタインデー:農業漁業省の公務員がディリ国立病院HNGVの血液バンクに献血」

(Valentine day: Funsionario MAP oferese ran ba BDS HNGV. Jornal do Diario Nacional, 2010/02/15)

 36人の農業漁業省職員(外国人を含む)が、輸血を必要としている患者のために献血した。これはバレンタインデーにちなんで行われたものである。
 保健省検査局長のSantina Gomes氏は2月12日に農業漁業省で発表した。
 「これは毎年行われていることで、各省庁の公務員は献血をすることが勧められている。今回36人の農業漁業省の職員、うち3人は外国人であるが、デング熱の流行に備えて献血を行った。」とSantina氏は述べた。
 献血に際しては事前に診察を受ける。結核やHIV感染症などの病気に罹患している人や妊婦は献血することはできない。
 農業漁業省の他、MAOETの職員も献血に参加した。血液バンクにはデング熱とマラリアに対応するための委員会があり、これらの病気に罹患した患者に輸血が必要な事態が発生した場合には自動的に血液が提供されることになっている。
 同氏はまた、バウカウ病院でも輸血が必要な患者がいるために血液を影響することにしている。血液バンクは地方の病院で輸血が必要なときに血液を輸送する。
 献血をしようとする人は健康でなくてはならない。牛乳や卵、チーズを摂取し体調を整えておく必要がある。農業漁業省の事務局長Lourenco Borges Fontes氏は、これらの献血は各省庁の公務員に推奨されているものであるが、強制ではないという。今回献血に参加した職員は、患者の命を救いたいという自らの意志で参加したとのことである。

 

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