「8月に医学生9人がティモールに戻ってくる」
(Agostu, estudante medicina nain sia fila mai Timor. Suara Timor Lorosae, 2010/02/08)
ディリ:2010年8月に9人の医学生がキューバから戻り、政府とともに地方での患者診療にあたる。
保健大臣Nelson Martins氏は2月5日金曜日にこのように発表した。
同氏によると、保健省はキューバでの学習を終了する9人の医学生をティモールに呼び戻し、13の県で診療に当たらせる予定である。2009年度の予算は既に執行が済んでおり、これまで17人のティモール人医学生がティモールに戻って仕事についている。
「キューバ政府は、5学年の学習が終了する500人についてティモールに帰国させることを申し出てきたが、当国ではまだ受け入れ体制が整っていない。2011年にはすべての医学生を帰国させる準備ができるはずである。」と同氏は言う。
一方人材部長Diamantino de Jesus氏によると、9人の医学生が今回ティモールに帰国し国内で患者診療にあたるとのことである。
「私たちはすでに各県の病院や保健センターに、彼らの住居などを整備している。2011年には500人のティモール人医学生が帰国するだろう。」と同氏は示唆した。
保健大臣Nelson氏によると、予算はすでにキューバに送金がすんでいるが、送金は6ヶ月分を一度に行う。これはこの予算がBNUを通じいったんポルトガルに送金された後にキューバに送金されるためである。
同氏は、送金が遅れているが、先日キューバを訪問し医学生たちに面会したところでは、彼らは元気でいる。 キューバ保健省と大使が非常によく彼らの世話をしてくれており、送金システムについても支援してくれている。」と言う。「送金については、キューバ政府から、ドイツを経由したほうが手続きが早いということも聞いている。しかし外務省と駐キューバ大使は現在の送金システムを改善しようと考えていないようだ」と同氏は語った。
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