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東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「デング熱患者数は120人に」

(Numeru moras dengue sae ba 120. Timor Post, Jornal do Diario Nacional, 2010/02/03)

 

  ディリ:保健省の調査で、デング熱患者の数が69人から120人になったことがわかった。患者数は2010年2月1日から急増している。ディリ国立病院HNGVではそのうち小児の患者1人が死亡した。
 この情報は2月2日、保健大臣Nelson Martins医師によって発表された。
同氏によると、これはデング熱・マラリア・下痢症予防の国家対策チームの調査によって明らかになったものである。なお、HNGVに入院したデング熱患者のほとんどはすでに回復したとのことである。
 デング熱・マラリア対策チーム長は医療関係者に対し、病院を受診した患者に対しては、早急に予防的な措置をとることが重要であることを訴えている。また、住民たちに対してもデング熱や下痢症の患者がみつかった場合は保健省に届け出るように指示している。

 Nelson氏によると、デング熱患者はボボナロ県で73例と最も多く、他ディリ県(39例)マナトゥト県(3例)、アイレウ県(2例)、アイナロ県(1例)となっている。

 

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