「クリスマスと新年の休暇中、ディリ国立病院は個人の診察を24時間行う」
(Tama festa Natal ho Tinan Foun, pesoal saude HNGV kontinua fo atendementu 24 horas. Jornal do Diario Nacional, 2009/12/15)
クリスマスと2010年新年の休暇に入るにあたり、ディリ国立病院HNGVでは個人の診察を12月24日から2010年の1月2日まで最大限24時間提供することにしている。
「例年、HNGVは通常通りの診察を行っているが、クリスマスと新年の休暇に入る前に、この期間に増加する交通事故などの救急外来受診に対し、特別に体制を強化し個人の治療にあたる予定である。」とHNGV事務局のRui Manuelは当紙記者に対し12月14日発表した。
同氏によると、この期間毎日4人の看護師が救急外来に勤務し、患者の増加に対応するとのことである。
「雨期になると病気が増える。気管支炎や胃腸炎などの感染症、マラリアも増加する。子どもが病気にかかることが多い。また交通事故や自然災害の被害にあう人も多くなる。救急外来を受診する人も非常に増えるので、それに対応する人員を増やすことにしたものだ」と同氏は言う。
また同氏は、患者が多いと診察の待ち時間が長くなり十分に診察できないということが多くなるが、病院のスタッフはいつもと同じように診療にあたるので重症でない人は診察の時間をずらすなどしてほしいとも述べた。
「病院には通常274床の入院ベッドしかないが、今後350床まで増やす予定であり、それにともなってスタッフも増員する。クリスマスにはスタッフと入院中の患者と合同でミサをHNGV内で行う予定である。」とのことである。
(c) Embassy of Japan in Timor-Leste Avenida de Portugal, Pantai Kelapa, Dili, Timor-Leste (P.O. Box 175) Tel: +670-3323131 Fax: +670-3323130