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東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「保健省はリプロダクティブ・ヘルスに関するワークショップを開催」

(MS halo work-shop konaba saude reproduktiva. Timor Post, 2009/12/09)

 

 ラウテム:政府保健省は国連人口基金東ティモール事務所と共同で、ラウテム県においてリプロダクティブ・ヘルスに関連するワークショップを開催した(11月9日月曜日)。このワークショップにはラウテム県の首長や各スコの代表、宗教指導者などが参加した。また小学校、中学校の教師や教育省の職員も参加した。

 保健省母子保健担当のIsabel Maria Gomes氏は、このワークショップの重要性を説く。それによるとこのプログラムは保健省の母子保健担当部門から地域の若者に、生殖をめぐる保健に関しての情報提供を行い、それによって若者自らがそれぞれ自分の健康に留意し、健康な次世代につなぐことを目的としている。子どもや若者が健康であることは国の力を高めることになるからである。そのためにも、病気について、特にその予防法に関する情報を得ることは重要である。

 一方ラウテム県職員のJulio maria de Jesus Kanto 氏は、このワークショップに参加した地域のリーダーは、自分の住む地域で保健省やNGOなどの組織とどのように連携して協力していくかということを学ばなければならないと言う。若者は国の未来であると言う。

 「年長者や老人は、若者を導く光にならなければならない。どのように病気を防ぐか、健康を維持するために何が必要かということを自分たちが示していくことが大切である。自分から行動するものは健康的な生活を手にすることが出来るが、何もしなければただ死ぬのを待つだけということになってしまう。」とJulio氏は言う。

 「若者たちは、このプログラムに注目し、自分自身で健康を守る行動を起こしてもらいたい。若者たちが健康であれば東ティモールも健康で発展していくことができるだろう。」と同氏は言う。

 このプログラムは政府保健省と国連人口基金が共同で行い、ラウテム県の協賛を得ている。

 

 

 

 

 

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