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東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「Hanjan保健副大臣の問題について保健大臣Nelson氏はAKPSの申し立てにも一理あると語る」

(Kazu vice ministra Hanjan, Ministru Nelson:” Faktus AKPS balun los”. Jornal do Diario Nacional, 2009/12/04)

 

 保健大臣Nelson Martins氏は、保健専門家協会AKPSから申し立てのあった保健副大臣Madalena Hanajan氏の問題について、その一部は理解できると語った。

 「私がこの申し立てを詳しく調べたことによれば、その一部には理解できる部分もあるが、その他は正しいとは認められない」と保健大臣Nelson氏は記者たちに対し12月3日に語った。

 AKPS代表のLuis Lobato氏が記者に語ったことによれば、AKPSは、保健副大臣Madalena Hanjan氏が保健省内でKKNと呼ばれる汚職・職権乱用をしているとラモス・ホルタ大統領に申し立てをした。

 Nelson氏はこの件についてグスマン首相に全ての決定をゆだねているが、AKPS側は首相が保健副大臣を罷免するのではなく、副大臣本人が辞職するべきだと訴えている。

 「この件については、全ての決定権はグスマン首相にあるので、周囲のものはとやかく言うべきではない」とNelson大臣は語る。グスマン首相が副大臣を罷免するか、副大臣自身で辞職するかはグスマン首相が決めることだ。

 Nelson氏はまた、AKPSにはストライキを行う権利もあるという。しかしその一方で、AKPSのメンバーは公務員でもあり国のために働いているのだということを知る必要がある。

 「ストライキを行う権利はあるが、公務員が従うべき法律を無視してはいけない」とNelson氏は言う。

 この問題について、ラモス・ホルタ大統領は、解決の方法が見つからない場合の最後の手段として全国ストライキが行われても仕方がないと容認する姿勢をすでにみせている。その一方で、AKPSのLobato氏らは、ホルタ大統領あるいはシャナナ・グスマン首相が国家のリーダーとして、何らかの決定を下すことを期待している。

 

 

 

 

 

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