「薬店で薬を勝手に購入してはいけない」
(La bele consume aimoruk arbiru iha Apotik. Suara Timor Lorosae, 2009/12/01)
ディリ:保健大臣Nelson Martins氏は、この地域に住む消費者、特にディリ市内の消費者は薬店で薬の消費者になってはいけない。なぜなら薬の多くは「有効期限切れ」だからである、と語った。
同氏によると、外国からたくさんの商人が入ってきており、最近は薬を首都のディリ市内で販売するようになっている。消費者は自分で考えて自由に薬を購入することはできるが、その前にまず近くの保健センターに相談したほうがよい。
「多くの薬は症状を和らげるものではあるが、症状には精神的なことからくるものもあり、薬の販売をしている人はそれを知らない。」と同氏は11月30日記者たちに対して述べた。保健省では、現在調査団を結成し危険な期限切れ薬を販売していないか、犯罪行為にあたらないかという点についての調査を開始したところであると同氏は言う。
また薬局には期限切れの薬を置いてはならない。なぜならその薬によって住民に健康被害が発生するからである。
一方国民議会Fの保健担当Vigilio Maria Smith氏は、薬局では期限が切れた薬を販売してはいけないことになっているという。なぜならそれはこの国民の健康に被害を与えるからである。
「政府と保健省はいずれ悠長に構えていることはできなくなる。早急に調査団を派遣して実態を調査し、その結果を国民に知らせることを忘れてはならない。」と同氏は語る。さらに薬局では多くの薬が1年から2年も過ぎている薬を販売していると同氏は言う。
「政府は外国人の商人が薬を販売するために入国することの許可を再開しているし、首都ディリではその他にも多くの外国人が洋服、あるいは小さな子どもにとっては危険なものを大量に販売している。したがって政府は早急にこれらのことを認識し、対策をとるべきである」と同氏は示唆する。
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