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東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「255人がディリ国立病院を受診、2人死亡」

(Pasiente 255 rejisutu iha HNGV, 2 mate. Jornal do Diario Nacional, 2009/11/16)

 

 11月9、10、11、12日にディリ国立病院HNGVを受診した患者は合計255人で、うち2人が死亡した。死亡した人は夜遅くに受診したが気管支肺炎ですでに重症になっており、医師たちの治療によっても改善しなかった。

 DN紙記者がHNGV院長のOdete da Silva Viega氏から得た情報によると、255人のうち産婦人科55人、小児科12人、内科12人、隔離11人、外科10人、集中治療室4人などとなっている。入院したのは118人であった。

 警察・犯罪関連ケースでは家庭内暴力2件、薬物乱用・中毒はなし、交通事故12件、投石1件、刺し傷1件だった。

 小児科病棟には48人が入院しておりうち1例が死亡した。本紙記者の取材によれば、HNGVには現在空きベッドが比較的多い。これは環境が改善したこととHNGVの医療スタッフが24時間体制で患者の治療にあたっていることによるものであろう。

 

 

 

 

 

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