「LDPは東ティモール看護師協会AETLのストライキを支持せず:Hanjan氏はAETLの申し出をグスマン首相に伝える」
(LDP la apoiu AETL Greve, Hanjan ingtrega ejijensia AETL ba PM Xanana. Suara Timor Lorosae, 2009/11/14)
ディリ:保健副大臣Madalena Hanjan氏はグスマン首相を信頼し、東ティモール看護師協会AETLから辞職を求められている件について、首相権限において解決するよう委ねることにした。
「この件について私はコメントを控えることにする。なぜなら現在この問題は首相の判断に委ねており解決にむけた手続きが開始されているからである。私はすべてを首相に伝えてある。」とHanjan氏はディリ市カイコリの事務所でSTL紙の記者に対して語った。
これに先だって、グスマン首相は先週ホルタ大統領との会談の時に、AETLとAPSによる申し出について話し合いを持った。
一方Liga Democrat Progresiva(LDP)事務局長のNelson Correia氏は、Hanjan氏の保健省からの辞職を求めてAETLとAPSが予定しているストライキについて、支持しないことを発表した。
「私は、ストライキを行うことは国民すべてが等しく有している権利であるということは知っているし、ストライキを行うことは正常のことである。しかし公共の施設とくに病院など住民の生命や安全に関わる場所でのストライキは別の意味から制限されていると考えなければならない。ストライキはこれらの公共の仕事の妨げになり、ひいては治療を受けている人々の生命に関わることになる。私たちLDPはこのストライキは支持しない。」とNelson氏は語った。
同氏はさらに、このストライキでは病院で働く人や患者など関係のない人たちにも影響を及ぼすことになるだろうという。AETLはこのような住民までまきこんで脅かすような行動をとるべきではない。
「病院にいる人たちはほとんどが今回の問題には関係ないし、何が起こっているのかを知らない人が大多数である。一人の人に目を向けて多くの人のことを忘れてしまっていることはよくない。したがって私たちは支持しないのである。」とNelson氏は言う。
LDPは、AETLは組織の一つであり、立場上政府の人事についてその手続きを阻害することはできないと考えている。 Hanjan氏対AETLの問題は政府をまきこむ形になっており、連立政権内にはストライキに参加する公務員を罷免しようとする動きもある。
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