「11月2日~3日に交通事故で19人がディリ国立病院を受診」
(2-3 Novembru asidente trafiku rejistu HNGV hamutuk 19, 2009/11/06)
11月2日と3日に交通事故でディリ国立病院HNGVの救急外来を受診した人は、2日が7人、3日が12人で合計19人、死亡した患者はいなかった。HNGV救急外来部長のNilton da Silva氏は11月4日本紙記者に対してこのように発表した。同氏によると、交通事故患者はほとんどが男性であり3人は骨折のため整形外科的な処置が必要であった。
またAlberto Corte Real医師によると、子どもでは気道感染症すなわち気管支炎や気管支肺炎、下痢症の受診が多い。結核についても同様だが結核は診断された場合は救急外来ではなく隔離病室に治療のために入院する必要がある。これは国内で行われている治療プログラムにのっとったものである。
同氏によると、11月1日は多くの人が地方に出かけていたために病気で受診する人は少なかったが、車どうしやバイクの交通事故で救急外来を受診する人が多かった。ほとんどは軽症であり外来で経過観察したあとに帰宅した。
またこのところの気候の変化で下痢や気管支肺炎で入院する子どもの数は増えてきているという。
Alberto Corte Real医師は、住民、特に若者に対して、車を運転する場合は交通事故に注意するように呼びかけている。交通ルールを守ること、信号をきちんとみてそれに従うこと、飲酒運転をしないことが特に重要であると言う。土曜日から日曜日にかけてはあちこちでパーティが開催されたことから酒気帯び運転が非常に多かった。アルコールで酔った子どももいた。
DN紙が取材したことによれば、11月2日から4日まで看護師や助産師は通常どおり勤務し、治療が必要な患者の診察にあたり治療も行っていた。
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