「3人の子どもがHIV/AIDSに感染、18人は死亡」
(Labarik nain 3 HIV/AIDS, 18 mate. Jornal do Diario Nacional, 2009/10/27)
政府保健省のHIV/AIDS部門・感染症担当部門によると、保健省がまとめている2003年から2009年4月までのデータでは全体で117人がHIV/AIDSに罹患し、うち18人は死亡、30人は抗レトロウイルス薬による治療を受けている。そのうち3人は5歳以下の子どもである。
HIV/AIDS部門担当者が10月26日発表したことによれば、感染者は117人、うち15歳未満が12人、15歳~29歳が57人、30歳~44歳が37人、45歳以上が11人であった。これらの患者はHNGV、バイロピテ、バウカウVCCT(意味不明)、ボボナロVCCTなど15の病院で見つかった。
この数字はHIV/AIDS患者が増加しているということを示しているだけではなく、患者が地方のVCCTレベルでも発見されるようになっており、国内の広い地域に拡大しているということを示している。このうち外国人は3人だけで、ほとんどは東ティモール国民である。
「東ティモールのHIV/AIDSの有病率は0.5%(?)と、他の流行している国に比して少ないと思われるが、潜在的に5000人程度がこの病気に罹患していると想定されている」と同担当者は語る。この疾患については保健省国家HIV/AIDS戦略によって予防や教育が行われている。また保健省と4つの下位組織すなわちCVTL(東ティモール赤十字)、UNFPA(国連人口基金)、MSI(意味不明)およびCRS(意味不明)が協力して、性行為感染症の予防と治療の活動を展開している。
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