領事関係情報

医務官からのお知らせ

東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「Augstinho氏:住民は健康増進プログラムにできるだけ参加するべきである」

(Agustinho: Komunidade tenki partisipa masimu ba programa promsaun saude. Timor Post, 2009/10/27)

 

 ラウテム:雨期に多く発生する感染症に関連して、ポロス村落の衛生センター代表Agustinho da Silva氏は住民に対し、雨期に入る前に今後1ヶ月の間に開催される健康増進プログラムにできるだけ参加することを呼びかけている。

 10月14日水曜日Agustinho氏がポロス村落での住民健康活動に参加した折にオフィスで本紙記者に対して語った。

 それによると、住民は時間をみつけて各村落で開催される住民健康増進プログラムにできるだけ参加するべきである。なぜなら、このプログラムはこれから雨期になるにあたって流行する病気を予防する上でとても重要であり、これらの病気を予防するためには住民が協力して自分たちが住んでいる環境を整備する必要があるからである。

 住民が自ら自分たちの住んでいる環境をきれいにしていくことは、すなわち自らを病気から遠ざけるということになる。

 「雨期に流行するこれらの病気を予防するためには、これらの病気が自分の住んでいる環境によるものだということを理解する必要がある。そのためにこのプログラムに参加することはとても重要である。病気に対する環境の重要性を知らないと、住民は家の中や外でもあちこちにゴミを捨てて環境を汚して病気を発生させてしまうことになる。」と同氏は言う。

 同氏によると、今後このプログラムでは、雨期に流行する病気のうち上気道炎ISPAについて、下痢症について、さらにマラリアについてそれぞれ知識の普及活動を行う予定である。このことに関連して、保健事業に携わる職員は東ティモール住民すべてに対して「健康は自分自身の手で(“Saude iha ita nia liman rasik”)」という標語をモデルとして用いアピールしている。

 

 

 

 

 

(c) Embassy of Japan in Timor-Leste  Avenida de Portugal, Pantai Kelapa, Dili, Timor-Leste (P.O. Box 175) Tel: +670-3323131 Fax: +670-3323130