「『5月5日公園』はゴミでいっぱい」
(Jardim 5 de Maiu nakonu ho foer. Timor Post, 2009/10/23)
ディリ:ディリ市清掃局は毎日ディリ市内を清掃している。また毎週金曜日には政府および公務員による全体掃除も行われている。しかし、コルメラ地区の「5月5日公園」は紙くずやペットボトル、プラスチック、動物の死骸などのゴミでいっぱいである。
Timor Post記者の取材によると、公園はゴミでいっぱいであるにもかかわらず、母親たちは自分の子どもを公園に連れてきて、公園のブランコなどの遊具で遊ばせ続けている。
公園のゴミは、子どもたちの健康に影響をあたえるだろう。保健省が先日発表した内容によれば、下痢症は子どもたちにもっとも多い疾患である。そしてその原因は環境汚染、すなわち町にゴミがあふれていることなのである。
子どもたちをこれらの病気にかからないようにすること、子どもたちの健康を守ることは非常に重要な問題である。なぜなら、子どもたちは国の将来そのものだからである。
住民は、保健省や政府に対して『5月5日公園』の現状についてもっと注意をむけるように強く要請する必要がある。
(訳者注:『5月5日公園』は2009年に整備されオープンした公園。「東ティモール寸景」でも6月にご紹介)
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