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医務官からのお知らせ

東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「保健省は救急車が死体を運ぶことを認めていない」

（MS la autoriza kareta ambulansia tula mate. Timor Post, 2009/10/16）

 

　ディリ：保健大臣Nelson Martins氏は、救急車は地域からの要請がある場合でも死体を搬送することを許可されていないと語った。

　Nelson保健大臣によると、この車両を霊柩車としてディリ国立病院から自宅まで死体を運ぶ機能がありメリットもあると社会統一省からの要請があった際には社会統一省が責任を持って行うべきであると述べた。

　「保健省は、患者を無料で病院まで運ぶ救急車に対しては責任を有するが、死体を運ぶ霊柩車については社会統一省の管轄であり社会統一省が責任をもって対応すべきである。」Nelson氏は10月15日ディリ市カイコリの保健省で当紙記者に対して述べた。

　救急車は地域からの要請で患者を病院まで運ぶ役割を担っている。保健省はこの車両が死体を運ぶことを認めているわけではない。救急車は重病の患者や災害の被害者、緊急の治療が必要な患者や、外傷を負った人、おぼれた人、妊婦、または分娩が始まった人などを病院や助産施設に運ぶ。したがって救急車を運転する者はそのことをしっかり理解し、国のために仕事をしているのだという気持ちを持つことが大切である。救急車はナショナリズム精神と国家への献身という気持ちで国に24時間奉仕し続けるものなのである。

 

 

 

　

 

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