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東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「CWSはホホラウ村の若者にHIV感染・AIDSに関する情報を提供」

(CWS fahe informasaun HIV/SIDA ba joven Hoholau. Suara Timor Lorosae, 2009/10/15)

 

 アイレウ:NGOのChurch World Service(CWS)は、最近アイレウ準県のホホラウ村を訪問し、住民の若者に対してHIV感染・AIDSに関する情報を提供した。

 「この地域に住む若者のほとんどは、HIV感染やAIDSがどんなものなのかを全く知らない」HIV感染対策プログラム責任者のAmelia Xavier氏は言う。

 この会合では住民の若者に対して、早急にHIV感染症やAIDSについて正しいイメージを持ってもらうための情報提供が行われた。

 「HIV感染症・AIDSは若者自身が注意を怠ることで発生する。性交渉をもつ際にはコンドームを使用することで感染を防止することができる。この病気の治療薬は現在のところまだ十分ではない。したがって若者は自分自身で注意を怠らないということが必要である。」とAmelia氏は言う。

 このプログラムは6つの県すなわちディリ、アイレウ、マヌファヒ、アイナロ、スアイ、リキサで開催される。すでに開催された地域もあればこれから開催される地域もある。

 またCWS代表のWaldo Luna氏は、現在この病気を治癒させる薬物は開発されていないので、予防することがもっとも重要であると言う。病気を引き起こすウイルスに近づかないこと、自分から離れること、自分自身で行動をおこすことが病気の予防につながるのである。

 同地域に在住する若者Laurindo Tilman氏とPaulino Mendonca氏は、CWSのこの活動に感謝している。HIV感染症・AIDSという名前は知っていたが具体的にどのようなものなのかをこれまで知らなかったので、この会合で理解することができてよかった、と同氏は語った。

 

 

 

 

 

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