「救急外来で患者が訴え」
(Pasiente lamenta atendementu iha parte emerjensia. Timor Post, 2009/10/15)
ディリ:ディリ国立病院HNGVの救急外来で患者(イニシャルB)は看護師に対して患者サービスの向上を訴えた。
「救急外来で、たとえば事故などで非常に重症な患者が運び込まれても、看護師たちは注意を向けない。あるときは重症な症状がある患者に対して大したことはない、大丈夫だといって帰宅させてしまうこともある。私は救急部門に対して患者サービスの改善を訴える。」10月14日、HNGVで患者の一人が匿名で本紙記者に対し語った。
救急外来では重症な患者が運び込まれても、救急部門でサービスを提供するべき看護師が患者に対して注意を払わない、と同氏は訴える。政府・保健省は医師や保健師のHNGV救急部門におけるこの状況を監督する責任があるとも訴えている。また同氏によれば、救急部門における患者サービスはよくないが、病棟に入院している患者に対しては十分に注意が払われておりよい状況であるとのことである。
この点についてHNGVの院長に確認しようとしたところ多用のため院長室には不在であった。
なお10月8日~12日の5日間にHNGVを受診した患者は合計507人であった。うち死亡したのは3人。警察関連事件では薬物乱用や家庭内暴力ケースはなかった。交通事故は17件、打撲6件、投石1件、その他で合計25人が受診した。
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