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医務官からのお知らせ

東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「バウカウ病院の状況は深刻」

（Kondisaun ospital referral Baukau grave. Timor Post, 2009/10/06）

 

　ディリ：ＣＮＲＴの代表Bemvinda Catarina Rodrigues氏は、バウカウ病院の状況は深刻であると語った。病院にはきれいな水がなく、病院にあるほとんどすべてのトイレも清潔な環境が保証されていない。

　このような状況を政府が認識しなければ病院に訪れる患者をさらに病気にしてしまうであろう。

　「土曜日の日中、私は患者をひとり救急外来に連れてきた。病人といっしょにトイレに行ったところがその状況はひどいものだった。病院がこんな環境では病人がさらに増えてしまうだろう。」と同氏は昨日地方の事務所で語った。

　そのため彼は保健担当部門に対してこの重大な事態を改善するように要求した。「私はバウカウ病院の院長やバウカウ県のＳＡＳに対してこのような環境を改善することは、患者にとってもよいことであると訴えた。」と同氏は述べる。また、バウカウ病院の職員は、地方から来院する患者に対して病院のトイレなどの設備を正しく使うように指導すべきであるとも述べた。

　Bembinda氏によれば、このような病院の問題に対して、環境を改善し医療の質を高めるための予算を獲得できないでいることは病院の院長の責任である。院長はこのような問題をしっかりと認識するべきである。

　これに対し国家評議委員会Ｆの健康教育・文化担当者は、保健省に対してこの問題を注視するようにすでに要請している。

 

 

 

　

 

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