「学生6人はオーストラリアへ、4人はキューバへ留学予定」
(Estudante 6 Sei Ba Australia no 4 Ba Cuba. Jornal do Diario Nacional, 2009/09/14)
保健省は学生6人を臨床工学の学習のために、また4人を保健専門科目の学習のためにそれぞれオーストラリアとキューバに留学させることになった。
これは保健省の人材部長Diamantino de Jesus氏が9月11日ディリ市カイコリの保健省で語ったことである。それによると、これまでも保健省から奨学金を得た学生がオーストラリアやインドネシア、キューバに留学した実績がすでにあり、そのうち全員が帰国後に当国内で働いている。彼らは留学期間が3年間の場合は3年、6年間の場合は6年間当国内で働くことが義務づけられている。「臨床工学を学ぶ6人はすでにSemarang大学で3年間学んでおり、帰国後はディリ国立病院HNGVかティモール国内の地方の二次病院に勤務し、そこで医療機器の調整にあたる。」と氏は語る。またDiamantino氏によれば、これまでの3年間に10人あまりの留学を終えた学生が保健省の科学部門に勤務しており、ティモール国内のすべての地域に彼らが駐在している。「キューバに行く4人については医学ではなく保健医療専門従事者、すなわち看護師や薬剤師、臨床検査技師や放射線技師になるための学習をするものであり、すでに書類選考をすませてキューバに彼らの書類を発送している。」保健省は彼らに対して、教科書やコピー代、インターネット通信料金、家賃や食費などを支援するが、一人あたり1学期間に2700米ドル、オーストラリアの場合は1学期間4500ドルが支出されることになる。インドネシアのSeramang大学に留学する者はすでに大学でのオリエンテーションに入っている。一方オーストラリアに留学する6人については現在大学からの書類を待っているところである。またキューバに行く4人は9月半ばに当地を出発するとDiamantino氏は述べた。
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