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東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「オエクシ県でSISCAプログラムが始まる」

(Programa SISCA Lansa iha Oecusse. Timor Post, 2009/08/25)

 

 オエクシ:SISCA(Serbisu Integrado Saude Comunitaria,地域保健統合サービス)プログラムのオエクシ県代表Jose Magno氏は、木曜日(8月13日)オエクシ県リファウ村でSISCAプログラムを開始すると発表した。

 Magno氏によると、本プログラムの目的は、地域住民に対し保健意識の向上を促進することである。地域住民のリーダーは妊婦や新生児および老人について本プログラムにそって健康状態を管理することが求められる。

 地域住民の底辺レベルの健康状態はいまだに正常ではない。おおよそ1000人の乳児が病気になりうち600人は死亡している(原文ママ)。このことからJose氏は保健省に対してこの地域でのSISCAプログラムを強化するように求めていた。

 このような状況で、オエクシ地方行政局局長のZevarino da Cruz Sa’u氏は保健省に対してこの地区の保健医療を改善する必要があり、そのためにはSISCAプログラムによる活動が重要であることを申し立てた。

 同様にオエクシ県保健局長のManuel da Cunha氏は、SISCAプログラムは地方の住民すみずみまで保健医療支援を提供することもその使命であると言う。「SISCAプログラムが立ち上がってほぼ1年になった。このプログラムは住民の疾病についても各地で効果を上げている。このプログラムは4つのコンポーネント、すなわち保健プロモーション、疾病予防、治療およびリハビリテーションからなっている」と氏は語る。

 SISCAプログラムプログラムには政府の委員会から公務員を派遣し、将来にわたって東ティモール国民に対して健康維持と医療を提供することを保証している。

 (訳者注:オエクシ県はインドネシア西ティモール内にある飛び地。本記事はまったく同じ文章が8月26日づけのSTL紙にも掲載された。)

 

 

 

 

 

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