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東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「GCF(種苗協同組合)は式典で伝統薬を販売」

(GCF Fa’an Aimoruk Traditional Iha Feira. Jornal do Diario Nacional, 2009/08/21)

 

 調達局長Acacia Martins氏は、住民投票記念日にGCF(Grupo Cooperativa Fini, 種苗組合)が式典会場であるディリ市旧国営マーケットにおいて伝統的な薬剤、リングス(?)やマラリア、下痢、貧血などの薬を販売すると発表した。

 「私は、GCFから私たちの伝統的な薬物を紹介できること、そしてまた私たちの地方で作られたものを紹介することで私たちの創造性についてもお見せできることをとてもうれしく思う」Acacia Martins氏は8月20日木曜日にDN紙記者に語った。Acacia氏によると、伝統的薬剤は健康維持に用いるものであり、リングは5種類、マラリア薬は国内にある6種類、貧血2種類、下痢3種類の薬でそのほかAFMETクリニックからの薬剤もある。「これらの薬は病気を治すことが可能である。薬の効果についてはこの4つの病気について調べてあるがまだ検査・研究は十分には行われていない。」とAcacia氏は言う。

 GCFの他の部門では、皮膚炎を治療するための、あるいは皮膚のなめらかさを保つための伝統的な石けんを作っている。石けんはメルカドラマ(旧国営市場、式典会場)においてMara Vilha de Pobreza組合(GMV)のティモール各地のタイスといっしょに販売されている。

 彼らはまたMTCIを通じて政府に対して来年までに式典会場を衛生的にし、地方の産物や伝統的薬剤を展示できるように申し立てている。「私は政府に対してGCFやGMVをどのように支援できるかを問い合わせている。これは私たちのような地方の組織はAFMETクリニックからしか支援を受けることができないためであり政府からの支援も必要であるからである。私たちが日頃行っている活動をもっとよく認識してもらいたい。」とAcasio氏は述べる。

 

 

 

 

 

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