「豚インフルエンザの東ティモール国内に侵入阻止のため、検疫は証明書のない物品を留め置く」
(Evita Gripi Fahi Tama TL, Karantina Prende Sasan Laiha Sertifikadu. Timor Post, 2009/08/07)
ディリ:検疫署は東ティモールへの輸入品の管理を行っているが、衛生面に関する証明書がない場合は物品を留め置き、あらゆる病気、中でも豚インフルエンザが国内に入ることを阻止している。動物検疫および植物部門局長のManuel da Costa氏によれば、検疫部門は各国から東ティモールへの農産物の輸入品を管理している。「検疫署では、4月から輸入品を開封し病気あるいは衛生面で問題がないという証明書が添付されていない物品は留め置くということを始めている。われわれが留め置いた物品は証明書が添付されていなかったものである。衛生上、あるいは健康面に影響がない物品であることの証明書が添付されているものはティモール国内に搬入している。」Manuel氏はコモロの検疫事務所でティモールポスト紙に対し昨日(8月6日)違法物品の式典で述べた。「当国の農作物の輸出および輸入品に関しては衛生に関する証明書が必要である。これは、豚インフルエンザなどの疾病の原因になる物品ではないものだけを輸入するためである。今日まで検疫では病気の原因になる食物は発見されていないが、食料品のおよそ半分にはその疑いがあるとされている。留め置かれる食料品はほとんどがインドネシア、中国およびオーストラリアからの輸入品である。現在、これらの検査をする機器が十分にそろっているわけではないので、証明書のない物品を留め置くという対処をしている」とManuel氏は述べた。
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