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東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「ワクチンは母親と子どもによい」

(Vasinasaun Diak Ba Inan Ho Oan, Suara Timor Lorosae, 2009/7/29)

 

 アイナロ:保健省およびアイナロ県保健局はアイナロ病院で母子保健に関するワークショップを開催した。アイナロ保健局長のMaria Aurelia氏は、このワークショップはとくに妊婦にとって重要であり今回初めて開催されたものであると述べた。妊婦は破傷風にかからないようにワクチンを4回接種しなければならない。アイナロ県保健局局長補佐Agostino da Costa氏はワークショップで母親たちを強く非難した。妊娠した場合は医療機関での経過観察が必要だが、ティモール国民は伝統的に自宅で分娩することを選び、その多くはトラブルにみまわれ命を落としている。妊娠中あるいは分娩に際してもなんらかの問題がある場合はすぐに医療機関を受診するべきである。氏はまた、1歳までの乳児は母乳をのませることが必要であると強調する。母乳には乳児に必要な物質がたくさん含まれているからである。ワークショップに参加したManuela Mendonsaさんは、助産師さんから子どもの病気をどうやって予防するかを詳しく聞くことができてとてもよかったと語った。ワークショップでは子どもをもつ間隔をあけること(家族計画)についてもその重要性が話された。

 

 

 

 

 

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