「米国が医療と医療施設建築を無償供与」
(EUA Ajuda Medika no Konstrusaun Gratuita, Suara Timor Lorosae, 2009/7/23)
ディリ:この数日間で、米国はティモール国民への人道支援として米国軍から医師を派遣し、また施設の整備工事を無償で行っている。駐ティモール米国大使のHans Klemm氏はディリ国立病院(HNGV)の廊下の修理を米国の支援で行うことを正式に発表した。HNGV院長は米国空軍Pacific Angelに対し、先週行われた医療の提供と病院施設修理について感謝の意を表明した。米国軍からは眼科の診療や、小学校での無料手術、HNGVとコモロの保健センターの施設修理の提供をうけた。米大使によればこの1週間の事業で、アタウロ島では3000人が治療をうけたという。またHNGVやKlinika Kamp Baluおよびディリ保健センターに対して技術的側面からの支援が行われた。HNGVの廊下は、医師の家から20mのところにある病棟を結ぶものであるが、先の雨期に破壊されたため医師が患者のいるところに行くことが阻害されていた。Pacific Angelはディリ保健センターに無停電ジェネレータを設置した。これによってセンターでは24時間続けて電気を使用できるようになった。米国大使は、F-FDTLの医療部門がPacific Angelの活動に協力してくれたことに対しTaur Matan Ruak司令官に感謝した。米国軍医療大佐のJohn Waite氏もティモール国民に対する今回の人道支援活動には満足していると述べた。この事業に関連する予算は50万ドルであった。来年もこのような活動を継続するために、彼らは再訪を予定している。
(c) Embassy of Japan in Timor-Leste Avenida de Portugal, Pantai Kelapa, Dili, Timor-Leste (P.O. Box 175) Tel: +670-3323131 Fax: +670-3323130