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医務官からのお知らせ

東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

「2009年1月~6月の期間サメで175人が出生」

(Janneiru-Juinhu 2009 SAME Hetan Ema Foun Nian 175, Suara Timor Lorosae, 2009/7/22)

 

 サメ:マヌファヒ県サメ郡の保健局によると、この地域の出生者は175人だった。サメ保健局長のAlberto Sarmento氏はSTL紙に語ったところによると、この175人はサメの保健センターで出生したものである。一方流産は25人、子宮内胎児死亡は2人だった。子宮内胎児死亡の2例はアルコール嗜好による事故で診察も受けなかった。この6ヶ月の間、マウビセ保健センターに搬送された例は35人だった。サメの母子保健センターを受診したのは245人でうち経過観察のみとされたのは45人だけだった。このような健康上の問題は、情報提供が少ないために住民の意識にのぼらないことが原因である。我々はこれまで妊婦に対し、禁煙すること、飲酒をしないことそれに力仕事をしないことなどを情報提供してきた。また毎月保健センターを受診し健康診断をうけることも勧めてきた。このことを理解する人も増えているがまだ十分に意識していない人もいる、と氏は語る。一方で、設備が十分ではないためにすべての症例に対応できるわけではない。そのためマウビセの保健センターへの移送が必要になる例もあるとArberto氏。サメ在住の妊婦Adriana Costaさんは、サメ保健センターにはドクターも助産師もいてよい薬もあるのでとても満足していると述べた。サメ郡レテフォホ村長のAgapito da Costa氏は、この地域の母子保健は順調に運営されており、医療関係者は今後も努力してほしいと語った。

 

 

 

 

 

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