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東ティモール医療に関する現地テトゥン語新聞報道抄訳

 

 

2009年7月22日

「CAREがマラリア対策用品を保健省に支援」

(CARE Suporta MS Ho Ekipamentu Ba Deteksaun Mararia, Timor Post, 2009/7/22)

 

 ディリ:国際NGOのCAREは、ディリで保健省にマラリアの早期発見のための機材を提供した。欧州コミッションのMIAT事業の下部組織一つであるCAREは顕微鏡20台を保健省に供与した。この顕微鏡はマラリアの早期発見に使用されるものでマラリアの適切な治療のために必要なものである。顕微鏡は簡便なものであるが東ティモールすべての地域で健康医療従事者にとってとても有益なものである。これによって多くのティモール国民が命を救われるであろうと保健省地域ディレクターDiane Fransisco氏は述べた。CAREは2005年からMIAT(Mitigation of Malaria for the Most Affected Groups on Timor Island)事業に関係し、当国保健省とともにとりくんでいる。これまでリキサ・ボボナロ・コバリマの3県でマラリアコントロールに力を入れてきた。マラリアの診断・治療は早期に適切に行うことで死亡者を減らすだけでなく、他人への伝搬も防ぐことができる。CAREはこれまでマラリア治療薬だけでなくマラリアの予防についての教材なども提供してきた。ティモール国民が等しくマラリア早期診断・治療にアクセスすることができれば、マラリアの蔓延を阻止することもできるようになるであろう、とDian Fransisco氏は強調する。マラリアはティモール国民の死亡の大きな原因になっている。MIAT事業と保健省は協力しながら発熱患者の診断治療に取り組んでいる。

 

 

 

 

 

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