「コバリマ県ではマラリアが多数」(Moras Malaria As iha Covalima)
2009年7月17日 スアラティモールロロサエ紙
スアイ:コバリマ県スアイの二次病院(Hospital Referal)院長Elizeu Gusmao氏によると、コバリマ県においてはマラリア患者がもっとも多く、ついで上気道炎(ISPA)、皮膚炎(掻痒症)、下痢症が多い。HIV/AIDSに関しては2006年にVolunter Cousil Tratamentu (VCT)からの調査チームが調査を行っているが、ウイルス陽性患者一人についてフォローアップしている。現在までそれ以外の患者はいない。病院では医師や看護師が通常通り業務を行っている。この病院へはスアイ、マウカタール、フォホレン、ティロマール、ファトゥメア、およびファトゥルリクの健康センターから患者が紹介されてくる。薬品の在庫について問題はない。「問題はボボナロ県やアイナロ県からスアイに通じる道路状況だ。国から薬品を運ぶ場合とても時間がかかるのは道路状況が悪いからである。特に雨期においては緊急移送も同様に困難である」とElizeu Gusmao氏はSTLに最近語った。現在スアイ二次病院にはキューバ人医師4名、看護師1名、放射線検査技師1名、臨床検査技師1名、婦人科医師1名、一般内科医1名(ティモール人)がスタッフとして働いている。
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