館員の見た東ティモール

 

ラブ☆ニッポン

 

 

 

 はじめましてこんにちは。

 私が「東ティモール」という国を知ったのは高校生の時。「21世紀最初の独立国」として社会科の授業で習った記憶が甦ります。あの楽しかった高校生活からもう10年が経とうとしていますが、気になっていたあの子、今は元気かなぁ?(違うか。)

 プライベートも含め、海外渡航歴ナシの私は「記念すべき初海外」としてここ東ティモールにやってきました。

 2011年9月現在、治安は良好ですので、休日にはディリ市内・市外を問わずプラプラしています。

 

首都ディリにあるビーチ
街中に散乱するゴミに群がる豚
市内を流れる川はゴミでいっぱい
日本のような田園風景

 

 母国を離れ、この地で生活していると「日本は素晴らしい」と多々感じることがあります。それは、海や山をはじめとした東ティモールの手つかずの自然を見ていても思いますし、マーケットで野菜を手に取ったり、街中の子どもたちを見ていても思います。日本にいた時に「当たり前」と思っていた、『教育』や『情報・交通網』や『清潔で安全な飲物・食物』や『(選択肢の多い)モノ』等、日本にいた時の「当たり前」がどれだけありがたく、そんな恵まれた環境に生かされてきたことに今更ながら気づかされました。また、自分はやっぱり日本が大好きなんだなぁ。ということも。

 

 ここ東ティモールは「観光地」としてはまだまだかも知れませんが、それ故に感じることも多いかと思います。行き詰っている人や悩める人、シンガポール・バリ観光のついでに東ティモールまで足を伸ばしてみませんか?(笑)いいヒントが見つかるかも知れません。

 

 

 2012年、東ティモールは独立回復10周年を迎えます。

 

マングローブの緑が晴天に映える
海に突き出た丘の上には十字架がひとつ
泥浴びをする水牛
海辺の木陰
 

(村田)

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