私の見た東ティモール

東ティモールでの春休み

 

 私は高校入学前の春休みを利用して、父が仕事をしている東ティモールを訪れました。東ティモールのことはよく父に聞いていましたが、今回は実際に訪れることでたくさんのことを経験することができました。


 まず、東ティモールと聞くと、学校の授業で少し前まで戦争をしている所だったと教わっていたので、怖かったのですが、実際に街を歩くとたくさんの物が売られていたり、また歩いていると東ティモール人は外国人に近寄ってきて何かしてくるのかなと思っていたのですが、ぜんぜん何もしてこないし、反対に東ティモール人からあいさつをしてくれる人もいたので、思っていたよりも東ティモールにたいして良い印象を持ちました。


 しかし、道路には犬がたくさんいて、咬まれるといやだなと思ったし、天びん棒をかついだ人たちが道路でバナナを売っていて、それ以外にも道端で物を売っている人がいて、その中でときどきとてもしつこく物を売ってくることがあり、少し怖く感じて、いやだなと思いました。


 滞在中、私は父の運転する車で、東ティモールの街から西の方にあるマウバラという所に行ってきました。マウバラはディリ市内の雰囲気とは全く違い、ポルトガル風の建物が建っていて、海沿いには手作りの雑貨が売られている店が4店あり、お店の人たちはとても親切で、心配していたのとは全く逆でした。

 

 あと、東ティモールの道路はあまり整備されていないので、歩くのも大変で、信号も少しはあるのですが作動していないので、車を運転するのも大変だなと思いました。また街から離れるにつれてさらに道路がぐちゃぐちゃで、大きな穴がたくさん開いていました。これからできるのであれば改善してほしいと思いました。それでも機会があればまた来たいです。

 

マウバラの要塞 ディリの繁華街

 

 

 

森田(中学3年生)

 

 

(c) Embassy of Japan in Timor-Leste  Avenida de Portugal, Pantai Kelap

a, Dili, Timor-Leste (P.O. Box 175) Tel: +670-3323131 Fax: +670-3323130