6月2日、PNTLのマテウス・メンデス氏(東ティモールの飛び地であるオエクシ県警本部長)が、日本で20日間にわたり実施されるJICA集団研修・上級警察幹部セミナーに参加する前に北原大使を表敬し、懇談しました。
2月にご紹介したシンガポールでの研修と平行して実施されているこのプログラムでは、メンデス本部長が日本警察の民主的管理や活動を視察し、所属警察組織が抱える課題と問題点を把握し、日本警察との意見交換を通じ、PNTLの今後の政策策定に寄与することが目的です。この警察幹部研修では、特に警察組織の管理に重点を置きます。日本では、警察大学校国際警察センターが主要協力機関となり、日本各地の県警を訪問する予定です。
東ティモールでは、国連警察(UNPOL)からPNTLへの警察権委譲のプロセスが進行中で、これまで13県中、メンデス本部長率いるオエクシ県を含む6県が既に委譲されています。国民に信頼されるPNTL作りにメンデス本部長が活躍されることを期待します。
右から榎本JICA所長、PNTL補佐官、北原大使、メンデス本部長、PNTL補佐官、サルメントJICA所員
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