対東ティモール支援

 

【東ティモール国家警察官1名が研修のため日本に出発します】 

(左から,アビリオJICA東ティモール事務所プログラムオフィサー,スザナ・コレイア東ティモール国家警察海上部管理・訓練官,

北原大使,内川JICA東ティモール事務所員,安部一等書記官)


 8月11日,東ティモール国家警察(PNTL)のスザナ・コレイア海上部管理・訓練官が,日本で約2か月半にわたり実施されるJICA集団研修・課題別研修「海難救助・海上防災」コースに参加する前に,北原大使を表敬しました。

 

 東ティモールからの参加は今回が初めてです。

 

 「海難救助・海上防災」コースは,JICA兵庫国際センターが阪神・淡路大震災の教訓を生かした防災関連コースの一つとして設置しているもので,2010年8月16日から11月6日まで,12カ国計15名の研修員を得て,海上保安庁第五管区海上保安本部にて実施します。

 

 同コースでは,海難救助・海上防災の理論,日本の海難救助・海上防災システム,海上汚染防止システム等を包括的に学ぶ中で,基礎的な救急療法,海難救助・海上防災などの訓練も実施します。

 

 東ティモールは,我が国と同じ島国であり,海難救助・海上防災等の分野における人材育成をはじめとする態勢の整備は喫緊の課題です。

 

 研修参加第一期生に選抜されたスザナ・コレイア東ティモール国家警察海上部管理・訓練官に対する東ティモールの期待は大きく,今後共,海上保安分野の中核として活躍していくうえで,当研修は大きく貢献するものと考えています。

(了)

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