平成23年度草の根・人間の安全保障無償資金協力
2案件合同署名式平成24年3月27日
1.3月27日(火)、平成23年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「バウカウ県ベニラレ準県女児孤児院改修計画」及び「リキサ県バザールテテ準県中学校改修計画」の合同署名式が教育省で行われました。日本政府はサレジアン女子修道会及び現地NGOラファエラ東ティモール募金(以下被供与団体)が実施する同2案件に対し、それぞれ67,664米ドル及び109,789米ドルを供与しました。本式典には、被供与団体のシスターフロリアーナ・アパリシオ・グテーレス・バウカウ教区代表(サレジアン女子修道会)、ニコラウ・ドス・サントス代表(ラファエラ東ティモール募金)の他、ドミンゴス・マイア教育省教務・履修課総局長等が出席しました。
2.本2案件は、東ティモールの子どもたちの学習環境の改善を目的としており,サレジアン女子修道会は寄宿舎とその周辺環境を整備することで120名の女児・孤児に対してより良い就学環境を提供し、ラファエラ東ティモール募金は中学校に3つの教室と職員室を新たに設置することで、中学校の機能強化を図ります。
3.本合同署名式において、女児・孤児院から2名の女児が「日本の協力で寄宿舎の広場を改修することはサレジアンのシスターと共に暮らす私たちにとって贈り物であり、宝物です」と日本政府による本案件への支援について感謝の意を述べました。
(左から)感謝の意を述べる女児、サレジアン女子修道会シスター 署名後、握手を交わすラファエラ東ティモール募金代表
(了)
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