草の根・人間の安全保障無償資金協力
「マヌファヒ県アラス準県における灌漑建設計画」署名式
1.2月10日(金)、平成23年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「マヌファヒ県アラス準県における灌漑建設計画」の署名式が農業省で行われました。日本政府は現地NGOデカプロ(以下被供与団体)が実施する同プロジェクトに対し、99,925米ドルを供与しました。式典には、被供与団体のアモリノ代表の他、フォンテス農業局長、マルティーノ灌漑局長及び山内JICA農業専門家等が出席しました。
2.東ティモールでは、年約5か月の乾季の間、水を安定的に確保することが困難になります。本案件は、マヌファヒ県アラス準県で2.5キロメートルの灌漑施設を建設、年間を通じて水田に水を供給しようとするものです。安定的な水の供給により、現在の1期作から将来的には3期作で米の収穫が可能となり、地域住民の収入向上と食糧自給の安定に繋がることが期待されます。
3.本案件は我が国の対東ティモール支援重点分野の三本柱の一つである、「農業・農村開発」の支援に寄与するものです。
(了)
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