草の根・人間の安全保障無償資金協力
「マヌファヒ県アラス準県における手動ポンプ式給水設備敷設計画」竣工式について
1.9月15日(木)、東ティモールの南部に位置するマヌファヒ県アラス準県おいて草の根・人間の安全保障無償資金協力「マヌファヒ県アラス準県における手動ポンプ式給水設備敷設計画」の竣工式が行われました。本式典には、北原巌男駐東ティモール大使夫妻はじめ、インフラ省ジョアオ・ジェロニモ水道局長、県政府関係者、地域住民の多くの皆さんが参加しました。
日本政府は、被供与団体ハモリス・ネオンを通じて、この事業に対し供与限度額約520万円を供与しました。
2.安全な水を確保できることは、下痢や呼吸器疾患の減少につながり、将来を担う子供たちの健康維持に繋がります。そうしたことから、東ティモールの中長期開発計画である戦略開発計画では、2020年までに農村部地域において人口の75%に安全な水を供給し、衛生改善を図ることを目標にしています。
3.本案件は、マヌファヒ県アラス準県ウマベウリック村に56基の手動ポンプを建設し、地元住民から構成される水管理委員会の維持管理により、315世帯、約1800名の住民の皆さんが安全な水を確保することに寄与するものです。
4.北原大使は、「子供たちが病気になることを防ぐために、手洗いやトイレを使うことで衛生的な生活を営むことができるように心がけてください。皆さんが健康であることは、この国も健康であるということです。」と式典挨拶で述べました。当館は、今後も当国の地域住民が一層健康的な生活ができるようサポートを継続し、両国間の友好関係がさらに発展するように尽力していきます。
当館は、今後も当国の地域住民が一層健康的な生活ができるようサポートを今後も継続し、両国間の友好関係がさらに発展するように尽力していきます。
(了)
伝統的な式典開始のあいさつ 手動式ポンプお披露目住民から選出された、水管理委員会代表者署名式
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