草の根・人間の安全保障無償資金協力
「オエクシ県パンテマカサル準県における太陽光発電ポンプ式上水道敷設計画」竣工式について
1.8月30日(火)(現地時間同日)、東ティモールの首都ディリから西約120㎞のオエクシ県パンテマカサル準県において、草の根・人間の安全保障無償資金協力 「オエクシ県パンテマカサル準県における太陽光発電ポンプ式上水道敷設計画」(供与限度額約820万円)の竣工式が行われました。竣工式には、東ティモール側より、グスマン首相、ペドロ・ライ・インフラ大臣、テメ・オエクシ自治地区担当国務長官、国会議員、政府関係者、オエクシ県関係者、被供与団体のリファウ・ウェ・スリ財団関係者はじめ地域住民等多くの皆さんが参加しました。日本側からは、北原巖男駐東ティモール大使夫妻が出席し、盛大な式典となりました。
2.北原大使は、本式典の挨拶のスピーチの中で「今回の事業によりオエクシ県パンテマカサル準県リファウ地域の人々に上水が供給され、病気の予防、衛生的な生活が出来るようになります。」と述べました。
3.オエクシ県は東ティモールの飛び地で,最も発展が遅れている地域です。テメ・オエクシ自治地区担当国務長官は本式典の挨拶のスピーチの中でこれまで日本が同県で行ってきた支援の概要を紹介した上で「オエクシ県の人々の心からの感謝の気持ちをお伝えします。上水は人の命に直結しており、本件事業に対し日本国民及び日本政府に謝意を申し上げます」と述べました。
4.本件は、オエクシ県パンテマカサル準県リファウ村に於いて、水源に太陽光パネル式ポンプ及び水供給システムを設置し、地域住民に対し安全な飲料水を供給するとともに、住民、特に女性や子供の給水労働の軽減に寄与するものです。
(了)
式典に集まった村人の皆さん リボンカット(右は北原大使) 施設前に移動(左からグスマン首相、ライ・インフラ大臣、北原大使) 貯水施設 北原大使挨拶 グスマン首相挨拶 グスマン首相による本件被供与団体リファウ・ウエ・スリ財団のベンリート理事長激励 テメ・オエクシ自治区担当国務長官挨拶
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