対東ティモール支援

 

ラモス=ホルタ大統領、久木田ユニセフ東ティモール事務所代表に「東ティモール勲章」を綬与

 

 

1. 7月19日、ラモス=ホルタ大統領は、東ティモールにおける国造り・人造りに多大な貢献を果たし、極めて大きな功績を残した外国人として、久木田ユニセフ東ティモール事務所代表及びバスクエズ当地キューバ大使へ「東ティモール勲章(Orden de Timor-Leste Insignia)」を綬与しました。

 

2. 綬与式典には同大統領の他、カンシオ教育大臣、ラサマ国会議長をはじめ数多くの政府関係者が出席しました。さらに、国連からはハクSRSG、ニールセンDSRSG、持田DSRSG、田中UNDP東ティモール事務所代表が、外交団からは北原大使ほか、ポルトガル大使、中国大使、EU大使、NZ大使、フィリピン大使等、多くの皆さんがかけつけました。

 

3. 久木田代表は、2007年に東ティモールに着任後、約4年間に亘り当国におけるユニセフの顔として、東ティモールの国造り・人造りに献身的に貢献してきました。その顕著な活躍ぶりはラモス=ホルタ大統領自身が式典の席上において、同代表の数多くの 功績に深く言及したことに表れています。

 

4. ラモス=ホルタ大統領は式典の中で、久木田代表を「東ティモールにとって最愛の友人」と呼び、同氏が特に当国の子供の福利の実現、母子の保健衛生分野の改善、マラリア予防及び青少年の育成のために全力を注ぎ続けたとし、「久木田氏が東ティモールにもたらしてくれたものは計り知れない」と強調しました。久木田代表は現地にあって幾多の困難を乗り越えつつ様々なプロジェクトを牽引し、それらのプロジェクトを成功裏に展開してきました。同代表のかかる献身的な取組みについてラモス=ホルタ大統領は「久木田氏の非常に強いリーダーシップ、強固なコミットメント、エネルギッシュな行動力及び明確なビジョンこそが、大きな変化をもたらした」と述べました。

 

5. 久木田代表は今回の「東ティモール勲章」の受章について、「ラモス=ホルタ大統領から受章することを大変喜ばしく思うと共に光栄であります」と謝意を表明し、今後もユニセフは、当国の未来を担う子供たち及び若者たちの生活の質の向上並びに母子の保健衛生の改善に資する様々なプロジェクトを実施し、当国の国造り及び人造りに引き続き貢献していきたいと述べました。

 

6. 久木田代表は間もなくカザフスタンへ向かいます。同国にておいても更に精力的な活動を展開されていくことでしょう。私たちは同じ日本人として久木田代表の東ティモールにおける並々ならぬ貢献を誇りに思うと共に、新天地での益々のご活躍とご健闘をお祈りしています。

 

(了)

 

 

ラモス=ホルタ大統領によるスピーチ
「東ティモール勲章(Orden de Timor-Leste Insignia)」の受章

 

祝福を受ける久木田代表
久木田代表及び当地ユニセフ事務所職員

 

式典出席者
久木田代表及び北原大使

 

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