二国間関係

 


「2010年国勢調査」の最新結果が発表されました

 

 

今般当国財務省は、2010年の国勢調査結果(人口及び社会・経済統計に関する国勢調査)を発表しました。

 

内容を簡単に紹介すると:

○人口は1980年に555,350人だったものが、2010年には1,066,409人となっており、30年で倍増しています。

○言語については、国語であるテトゥン語を「読み、書き、話すことができる」人は56.1%、もう一つの国語であるポルトガル語が、25.2%、実用語であるインドネシア語は45.3%、同じく実用語の英語は14.6%です。

○就学率は、小学校で70.6%、中学校で23%、高校で16%と、中学から急激に減少しています。

 

また、東ティモールは小さな国ですが、都市と地方の格差は深刻です。

 

この国勢調査では、「家にある物」について質問していますが、例えば、電話(含む携帯電話)は、都市部では86.3%と高い所有率を示している一方、地方では43.2%と落ち込みます。オートバイの所有率は都市部で14.3%、自動車の所有率は都市部で14.8%ですが、地方ではオートバイ7.4%、自動車2.1%となり、ここでも都市部と地方の格差が顕著に現れています。

 

さて、調理をするときのエネルギー源はどうでしょうか?一番多いのは薪で、薪を利用している家庭の比率は89.6%にも上ります。この薪の使用は、地方で95.1%となっており、地方のほぼ全家庭が薪を使用して調理をしていることが分かります。更に、都市部も73.6%と高く、これは東ティモールでは薪を使った台所が一般的であることを示しています。薪に次ぐ調理のエネルギー源は灯油となっていますが、その比率は急低下して5.6%の家庭が使用するだけに留っています。

 

家庭で使われる明かりの源は何でしょうか?全国では、灯油ランプが48.9%と最も多く、次いで発電所からの電気が36.7%となっています。ただし、都市部と地方の視点で見ると、灯油ランプの使用は、都市部で7.2%に留まる一方、地方で63.5%となっており、地方に発電所からの電力が行き渡っていないことが分かります。他方、発電所による電気の使用は、都市部で87.7%、地方では僅か18.9%であり、都市と地方の顕著な格差が見られます。

 

国勢調査の結果は、当国政府財務省・国家統計局のウェブサイトより閲覧・入手出来ますので、皆さん是非ご覧ください。

 

 

(了)

 

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