日・東ティモール交流

 

 

21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)プログラムへの

東ティモールからの参加壮行会の開催について

 

 

平成21年4月2日

 

1. 4月2日、首都ディリにおいて、「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)」の一環で日本を訪問する10名(男子3名、女子7名)の青少年及び1名の引率者の壮行会が盛大に行われました。同壮行会を主催した北原巖男駐東ティモール大使と教育省次官の他、当国政府要人、国連等関係代表者及び参加青少年父兄等が数多く参加し、その模様は当地新聞等でも大きく取り上げられました。

 

2. JENESYSプログラムへの東ティモールからの参加は、去る3月グスマン首相訪日の際に、麻生総理との会談の場での合意を受けて決定したものです。今回、東ティモールからの初の参加となりますが、4月14日~23日まで日本滞在中、ASEAN諸国10カ国からの参加者と共に東京の他、全国各地でのホームスティ等各種プログラムを通じて、日本の文化や人々との交流を行う予定です。

 

3. 今回の東ティモールからの参加に当たっては、当国教育省の全面的な協力の下、東ティモール全国各地の高校や大学から参加者が選抜されました。壮行会では各人一人一人がプログラム参加に向けた抱負を語ると共に、北原大使から東ティモールの将来を担う若者達への激励と期待が述べられました。同壮行会には、ルアック国軍司令官の他、カレ国連事務総長特別代表を始めとする国連機関代表者、大統領府、教育省の代表者等が参加し、第1回目となる東ティモール代表団への当国関係者の期待の高さが覗われました。

 

4. 今回プログラムに参加する若者達が訪日の経験を通じて、将来、東ティモールの国づくりのリーダーとして、また、我が国と東ティモールの貴重な架け橋として、今後活躍していくことを願っています。

 

   

注:21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)とは

   

地域共有の将来ビジョンを作り、ひいては我が国の外交目標の一つである「アジアの強固な連帯」にしっかりとした土台を与え、かつ、アジアにおける良好な対日感情の形成を促進するという観点から、2007年1月にフィリピンのセブ島で開催された第2回東アジア首脳会議(EAS)において、安倍総理(当時)より、EAS参加国(ASEAN、中国、韓国、インド、豪州、ニュージーランド)を中心に、向こう5年間、毎年6000人程度の青少年を日本に招く交流計画を実施する旨表明しました。これに基づき、政府は「21世紀東アジア青少年大交流計画(英文名:JENESYS Programme)を立ち上げ、各国及び関係機関との協力の下、招聘や派遣等、様々な交流事業を実施してきています。

本年3月、グスマン首相訪日の際、麻生総理大臣との首脳会談の場で東ティモールからの参加が合意され、この度、その第1回目として、11名よりなる代表団が参加することとなりました。

関連ホームページhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/area/jenesys/index.html

 

   

 

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出席した当国及び国連機関要人(ルアック国軍指令官他)との記念撮影

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参加者一人一人からの決意表明の模様

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北原大使によるスピーチ
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教育大臣名代としてスピーチを行うマグノ教育省事務総長

 

 

(了)

 

 

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