(日本NGO連携無償資金協力)パルシック新規事業の贈与契約書名

令和5年3月1日
集合写真
署名された文書
木村大使とパルシック現地事業代表の伊藤氏で署名を行う様子
 2023年3月1日、日本NGO連携無償資金協力新規事業「女性の生計向上を通じた子どもの栄養改善事業」の贈与契約書名が、木村大使と特定非営利活動法人「パルシック」の共同理事兼現地事業代表である伊藤淳子氏によって行われました。
 東ティモールの人口の41.8%が国の貧困ライン以下の生活をしており、その中でも山間部での貧困の割合は高く、栄養価の高い食材を購入することができず、家庭内での食事の栄養価が低いといった課題があります。
前事業の栄養改善案件で作成した「ふりかけ」を片手にスピーチをする伊藤氏
 この事業では、女性たちに収入を得る機会の提供をし得られた収入を過程での栄養改善に結びつけることを目的として、山間部農村に住む女性でグループを結成し、切り花栽培の研修から販売までの支援を行います。この事業を通じて栽培された美しい花々により、山間部農村に住む人々の食卓にも彩りがもたらされることが期待されています。