(日本NGO連携無償資金協力)ケア・インターナショナル・ジャパン2年次事業贈与契約の署名
令和4年2月14日



2022年2月14日、日本NGO連携無償資金協力事業「エルメラ県アッサベ郡農業用水改善事業(HAFORSA2)」の2年次贈与契約署名が、杵渕大使と公益財団法人「ケア・インターナショナル・ジャパン」の現地事業責任者である伊藤洋子氏によって行われました。
1年次事業では、エルメラ県アッサベ郡にある5つの農民グループを支援対象に、貯水タンク、ビニールハウス、及び点滴灌漑設備の設置を行い、1年間を通して野菜栽培が可能な環境を整えました。現在は、この5つのグループのうち、2つのグループが支援を通じて育てた野菜を地元の小学校や市場で販売しています。また、各グループの人々による農業用水設備の継続的な管理のため、設備維持管理委員会設立してワークショップを実施しました。事業全体では、女性がグループの成員の半分となるように構成し、意思決定の場面における女性の支援を行っています。
2年次には新たに7つのグループに対し、1年次と同様に貯水タンクや農業施設の設置などの支援を行う予定です。これにより、合計12のグループに支援が行き渡り、アッサベ郡の人々の農業技術の向上、安定した農業生産物の販売による収入の安定化、男女平等機会の改善などが期待されています。
贈与契約署名にあたり、杵渕大使は「日本政府はこれまで東ティモールに対して、多角的な分野からの大きな支援を行いながら、人々の生活に直接支援するような小さな支援も行ってきている。ケア・インターナショナル・ジャパンの支援により、アッサベの人々の生活が改善することを期待している。」と述べました。
1年次事業では、エルメラ県アッサベ郡にある5つの農民グループを支援対象に、貯水タンク、ビニールハウス、及び点滴灌漑設備の設置を行い、1年間を通して野菜栽培が可能な環境を整えました。現在は、この5つのグループのうち、2つのグループが支援を通じて育てた野菜を地元の小学校や市場で販売しています。また、各グループの人々による農業用水設備の継続的な管理のため、設備維持管理委員会設立してワークショップを実施しました。事業全体では、女性がグループの成員の半分となるように構成し、意思決定の場面における女性の支援を行っています。
2年次には新たに7つのグループに対し、1年次と同様に貯水タンクや農業施設の設置などの支援を行う予定です。これにより、合計12のグループに支援が行き渡り、アッサベ郡の人々の農業技術の向上、安定した農業生産物の販売による収入の安定化、男女平等機会の改善などが期待されています。
贈与契約署名にあたり、杵渕大使は「日本政府はこれまで東ティモールに対して、多角的な分野からの大きな支援を行いながら、人々の生活に直接支援するような小さな支援も行ってきている。ケア・インターナショナル・ジャパンの支援により、アッサベの人々の生活が改善することを期待している。」と述べました。